台湾は働きやすい?|WANDERLUST TAIWAN CLUB
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台湾と日本とどちらが働きやすい?
- 台湾の同僚、上司と働いてみて
- 仕事に対する考え方の違い
- 女性には優しい社会か?
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ニーハォ‼︎
三連休なので彼の実家桃園に来ています◟̊◞̊
この辺りは私の実家に似て田んぼも多くて
のどかでリラックスしています!
さて、今回は、実際に台北の会社で
働いて見て一年。
この一年で台湾で働くと言う意識が
どう変わったのかについて
少し話したいと思います!
1. 台湾の同僚、上司と働いてみて。
まず始めに、
台湾にも、というか、中国語にも
敬語は存在しています。
例えば、言葉の始めに、
日本語のあのー、すみませんがにあたる
請~,請問~
をつけたり、
日本語の
様
にあたる
先生、小姐
比較不方便~,可能沒有辦法
できかねます、それは難しいですなどの
遠回しな表現とかも結構あったりします。
接客の際お客さんや、お店の店員さんなどには
きちんと敬語を使います。
ただ、上下関係
非常にフランクです。
上司とも友達のような感覚で話したり
みんな英語の名前があるので、
下の名前やあだ名を仕事中にも普通に使います。
私は直属のボスを
英語の名前で呼び捨てにしているし
社長もあだ名で呼んでいます(笑
もちろん社長も私を名前で呼び捨てしています!
逆に後輩も私を呼び捨てにしているし
すごくフランクに接してくれるので
仕事がしやすくストレスも溜まりません!
なので人間関係におけるストレスは
日本よりも格段に少ないと思います!
年下の先輩とか、年上の後輩
などに気を使うことなんて全然なくて、
誰に対しても同じ態度でいけるので
この上なく楽です!!
それ以外の特徴はというと、
台湾の人は全員とは言い切れないけど、
良くも悪くもストレートに発言します!
時々胸にどストレートに
グッサァーーーツツッ
って刺さるぐらいクリティカルヒットストレート。
よく言えば、
裏表がない。
悪く言えば、
ハートブレイカー
というところでしょうかwwww
仕事に関するミスや、もっと改善できる点など
容赦無くズバッと指摘してきます
ある意味ありがたいですけども、
正直日本人なら相手が傷つくからと
心の中にしまっておくようなことも
ズバッとその場で本人に言ってしまうので
傷付くけど清々しいですね!笑
それに慣れたら結構助かります。
自分もその場で相手に指摘できるので
お互いにとってwin-winかなと。
2. 仕事に対する考え方
とにもかくにも、
スピード重視
という感じがしますね。
あくまで個人の意見ですけど。
なので、よく計画を立てないままとりあえず
見切り発車(爆走
でプロジェクトなどをスピーディに実行するので
後先も考えずに失敗して、後から修正するのに
もっと時間がかかって逆に効率が悪い
そんなことがよくあります。
それと見事なまでの
ワンマン経営なので
社長の意見が変わるごとに
下の者がコロコロと転がされて
疲労困ぱいになるという恐ろしい事態が
常態化しています。
気づいたらプログラムや、イベントが無くなったり
全く違う企画に変わっていたりと
変化がそれはもう突然に襲ってきます。
いつもいつも、
きちんと計画立ててから仕事依頼したら
時間も費用も無駄にしなくて済むのにと
1人悶々しています....
あとは、
変なところが雑。
例えば、同じ説明文を中日英韓で作る場合
もし会社にその言語の母語話者がいなければ
ネイティヴに依頼して作って貰えばいいものを
適当に業者に頼んで、その業者がまたクソ適当に
翻訳したものを誰もチェックしずに
製品化したりですね......
だから台湾にはへんちくりんな日本語が
溢れてるんです。
詰めが甘い....
ちょこっと調べたらわかるのに!!!!くぅ!
ぽたていwwwwwww
そのくせ、
箒の立て方だったり、
コップの茶渋だったり地味な部分に
やけに細かくて、そこは気にするんかいって
突っ込みたくもなります.....
文化の違いによる衝突や違和感も多いです。
発狂エブリデイ。
この一言に尽きます。
発狂ですよ、発狂。
漫画で言う所の、
あの見開き2ページを贅沢に使って
ええぇえぇーーー!!(ゴオオォオォ
と主人公がぶったまげるみたいな感じです。
文化が如何にもこうにも根本的に違う。
相容れないんです、
言葉の問題を飛び越えて、
言葉は通じても、
どうにも理解し合えないんです。
本当に摩訶不思議。
え、え!!?え、何でなんで?
え、何でこんな当たり前のことに
同意が得られないの?と何回思ったか....
よかれと思って、先を読んでやったことがダメで
逆に敢えてやらなかったことが、
なんでやってないの?と仕事ができない的な
評価を受けてしまうなんてしょっちゅう。
もうそうなると、なにが正解か混乱。
顔が似てるぶんアジア圏の外国で働くと
お互い無意識に自分の常識を
物差しにしてしまうのです。
そしてお互いに驚愕して戦慄するのです。
え、待って、この方、
何言ってんの?
と。笑
この一年で、何度も誤解されて、
勘違いしたり、すれ違ったりで
悔しい想いや歯がゆい思い
泣いたりしたこともありました。
でも、幸いにも私に会社には
私がきちんと理解できているのか、
勘違いしていないのか、私が聞き取った内容を
繰り返し相手に伝えて確認してもらったり
日本語のわかるスタッフが再度内容を
確認してくれたり。
会社の人が、私の言動を不審に思ったりしてると
私の行動の理由を聞いてくれて、
誤解があればすぐに解きにいってくれる
すてきな上司がいます。
そんな上司や同僚のおかげで
何回救われたことか......
自分の常識を振りかざして物事を考えても
外国では何の意味もありません。
逆に自分の首を締めるだけです。
だからと言って、自分の中にすでにある常識を
捨てる必要はないのだと思います。
自分の考え方は肯定して、
相手の考え方も受け入れる努力をしたら
いいだけです。
あぁ
そうゆう考え方もあるのかと。
私はかなり負けず嫌いなので
そのあとに結局、
でも私的には
と付け加えてしまいますけどねwww
3. 女性には優しい社会か?
台湾には
「女強人」
という言葉があります。
何でもできる芯の強い女性。
キャリアウーマンといったところでしょうか?
現大統領も蔡英文さんという
女性の大統領ですし、
テレビなどのメインMCも女性が結構います。
そんな言葉があるほど台湾の女子は
強めですwww
なので台湾の男の子は
アジアのイタリア人と揶揄されるほど
優男が多いと思いますww
経済的にも男性1人が大黒柱になって
働くだけでは家計が厳しい場合が多いのと、
そもそも、
男女関係なく同じように働く
という感覚が根付いているので、
変な女性差別も感じません。
出産後に会社を辞める人が多い日本と違い
多くの台湾人には出産後に辞めるという考えは
無いようです。
当たり前に仕事はし続けます。
台湾はアメリカに近く、
実力報酬主義
的側面が強めなので能力さえあれば
出産後に職場復帰も当然にあります。
「寿退社」
という言葉を聞いてその概念を
理解できない台湾の方は多いそうです。
もう一つは、
女性が家事をして男性が働くという構図が
あまり無いという点です。
台湾の若者はほぼ料理はしません。
というか、部屋にキッチンがないお家に
住んでいることが多いです。
夜は遅くまで夜市やお店が開いていて
お手頃に食べ物が手に入るので
自炊をする必要もないのです。
つまり、
男子が女子の料理に変な妄想や期待を抱き
料理ができる女性と結婚したい
などという謎のロマンを抱くことがないのです。
結婚後も家事は分担して、
余裕がある方がしたらいいし、
もし子供が産まれたら、
イクメン
なんて言葉が存在しないほど当たり前に
旦那さんは当たり前という感じに
子育てに積極的に参加します。
色々な面を総合して、
女性が働きやすい環境は整ってますね!
ちなみに、台湾は今年アジア初めて
同性婚を認めないのは憲法違反
と、法律が定められました。
男性同士のカップルや、
女性同士のカップルが私の周りにも
沢山いますが、台湾は同性愛にとても寛容です。
そういった面でも、
アジアの中ではかなり進んでいると感じますね。
結論:
台湾は働きやすい。
私は台湾で
自分らしさを押し殺すことなく
働くことができています。
自分のいい部分を存分に発揮して、
ダメな部分が露呈してもそれを補ってくれる
仲間とともに、好きを仕事にできています。
1年間、多くのことを学ばせてくれた
台湾には感謝ですね!
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