｜仕事編｜(ほぼ)2年を振り返って思う海外で働く「楽しさ」「辛さ」






なんやかんやバタバタ生きている間に

もう台北に来てあと数ヶ月で

2年が経とうとしてる

複雑な思いが常に胸の中に渦巻いて
身近な人にぶちまけることしかできなかったけど
メキシコで頑張ってる友達もなんかまとめてたし
私も考えをまとめてみようかと思っておりますw



まず、

言いたいことを挙げますwww




｜その1｜

中国語のレベルが格段に上がった


日本にいたら一生このスピードでこのレベルには
達し得なかったと思う。

働けてお給料もらえて、中国語もビジネスレベル
にまで叩き上げられるなんて最高じゃん！

というのがそもそもの思惑で来てるから
語学は完璧に習得したいという思いが強かったかな

何回も涙を飲んだし、
悔しい思いもしょっちゅう
いや、

今でも100%は伝えられないこのもどかしさが

ストレス根元のほぼNO.1だけど





社長夫人に台湾来て半年後に言われた、

半年も経ったのに中国語がまだ障害なのか、

他のスタッフと同レベルにさえ立ててないぞ

もっと頑張れ

って言われて、

おいおい半年だぜ？私聖徳太子じゃねーよ、

と擦れたのも過去の話。

実際のところ、

中国語できてなんぼだもん。

中国語ができたら私も周りの人もストレスが減る。
だから今となっては厳しくしてくれた事に
感謝してる。(まだ根に持ってるけどw)





｜その2｜

メンタルがちぼこ強化された &

常に普通を疑うクリティカルな思考



いくら世界一周したって、
アメリカや台湾に住んだことがあったって

28年間私の中に培われた「常識」はやっぱ

ジャパンベースな事に変わりはなくて。





日本なら言わずもがなな部分多いと思う。
こうしたらこう思われるだろうとか、
これしなかったらきっとこう言われるだろうとか。




それがそもそも

通用しない。




いや、世界旅してそんなことは100も
承知なんだけど、想像も及ばない驚きの部分でも
自分の価値観が通用しないことに何回も

白目むいたww






良かれと思ってあえてしてあげたこと

→ なんで余計なことするの？



良かれと思ってあえてしないでおいてあげたこと

→こんな事も出来ないの？




え、嘘でしょ？何で？！？！汗

(白眼中)




じゃあ何を信じていけばいいの？

どの基準でものを考えればいいの？

何が正しくて何が間違いなの？

私が、山本真未個人の考えがおかしいの？

それともこれは国の文化の違いなの？



いやね、外国人にも欧米系とアジア系あるじゃん？

そのなかでも日本、中国、韓国、台湾ってまぁね

見た目的に似ているから考え方もきっと同じだろうと
勝手にお互い同一視してしまう、
はい、ここが大問題。






欧米系の人はいいのよ、

あ、あの人は全然文化背景違うから考え方違って

当たり前だっているシールドが発動するからね。






日本人が私1人しかいない事もあって、
基本的には私個人の考えが間違ってると
思われがちでそれがしんどかった。




でもね、
そんなこと考えてもしょうがないっす。
時間の無駄だし、これは同僚の態度ややり方を
見て少しずつ習得して行くしかない。




どの国の考えであっても、
誰の個人的な考えであっても、
ポイントは、

「その考え方が他の意見より優れていればいい」


これにつきます。

言い返されたら、論理的に説明できる準備を、
自分が何故この行動をとったか、
それで相手が納得できたらいいんです。
まぁ、日本も同じか、違うのは
機転の効いた中国語で論破できるかどうかだねw
結構な負け戦ばっかで悔しい思いしたけど
最近はだんだん納得してくれるようになって
それにともないストレスも減りましたww




まぁ、この

「優れている」の判断基準

がすでに日本と台湾で判断基準が違うけど...



だから常に「普通」を疑ってます私。
この普通は果たして台湾でもそうなのか？
疑うことすらしなければ、お互いに

出来ないダメなやつ

で終わってしまうから注意が必要です。






｜その3｜

上の人々のクセが強い



台湾は中小企業が多いです。

中小企業の大体はワンマン経営で、

完全なるトップダウン方式。





トップの影響力が全てです。

台湾の他の企業で働いた経験がないから
私の完全なる個人的意見になるけど、


うちの会社でいうと、
社長の意見が全て。

だから1日の間に重要なプロジェクトのやり方

会社の基本方針がコロコロ変わる。

日常的に。




社長も取締役も芸術家で、商品のデザインは
素晴らしい才能を発揮するけど
経営者としては... 下のものは不安になるくらい
振り回されてしまう。



あとは、社長夫人もまぁまぁな破天荒。笑


先月シンガポールへ出張に行きましたが、

深夜にホテルで呼び出されて、

ホテルの部屋が気に入らんと、

で、新しい部屋見せたら、

なんとやっぱ変わらんでいいと、

でも次の日呼び出されて、やっぱ変えたいと。

ホテルのスタッフに懇願して

一晩だけバルコニー付きの部屋に変更するも、

一晩だけだよと言われて了承したのに

次の日、やはり延泊できるようスタッフを

説得してこいと…

合計５回部屋変えとるわ結局。泣




暴君かよーーーーーー！！！泣




出張の目的と全然関係ないところで

HPどんどん持ってかれる。泣


HISとかJTB並みの分刻みの旅程表も作ったし、

常にボスと社長夫人の１００m先を歩いて

全て根回しして

道すらも間違えるのを許されない感じ。

秘書KAYO！



いや、シンガポール、わしも初だから。泣



ボス、出張中に４回くらい泣いてるしね。

まぁ普通じゃないよね色々と。笑

まぁいいんですけどね。笑

みんな怯えてるのにそれを隠して社長夫人に

陽気に振る舞うあたりが少し謎だけどね。




ボスに言われた、

この会社でやっていけるなら他のどの会社でも
やっていける能力身につく

って


それならいっそのこと

もっともっと強くなってやろうと誓う

山本なのでした。





｜その4｜

台湾人の仕事に対する基本スタイル





基本的なスタンスは、

とりあえずやってみよ！

この精神。



台湾人がよく使う言葉の一つ、

「差不多」

（だいたいそれくらいという意味。）

もこの精神を代表していて、

これいけんじゃね？

位のレベルでもGOサインを出します。




だから結果として、

どこか惜しい日本語や英語の看板が乱立しているし


調べたらわかることもわからないままとりあえず

見切り発車でやってしまうんですねーこれが。



ダメだったらその時に考える。

このマインドです。

だから台湾ではお店の入れ替わりが早い。

すーーーぐ潰れる。





日本ならまず提案して、会議して、

シミュレーションしてポップアップとかして

いい感触掴めたらやる感じですかね？


台湾は、ぶっつけ本番。

会議や話し合の時間を非効率と考えている模様。

私からしたら、計画頓挫して

また１から立ち上げるほうがよっぽど

時間と労力、コストの無駄だと思うんだけど

感覚が違うみたい。




だから、私が入社した時とりあえず

大量に私の名刺刷ったけど

結果として、すぐに役職名変わっ

て使えなくなって廃棄処分だし、



適当に低クオリティのもの購入して

結局使い物にならず

また新しいもの買うとか。


公式ホームページも、作る作るって言って

散々私に日英校閲させといて、

結局まず簡易版を委託業者に頼んだはいいけど

仕事が雑すぎて一生完成せず。

結局半ばで契約切ってその未完成のHPは

ネット上にさらされたまま。


どうせ正式なHPを作成する予定があるんだから

最初からある程度の資金投入して仕事のできる

信頼できる業者に委託したら良かったのに。

無駄なお金払って簡易版つくって、完成もせず

正式版も着手さえしていないこの状況。



急がば回れって言葉
知らんのだろうか。




スピードが早けりゃなんでも良い訳

ちゃうぞと主張していても不思議と

通じないのでした。





こんな感じでなんか愚痴風味になっちゃったけど

色々な人に支えられてなんとか

２年持ちこたえております。






心が折れそうな時は、

ハヌルのブスかわ動画見たり、

海外で働く同じ状況の友達と話して

勇気をもらって頑張っております。





さて、今はまた新たな考えが浮かんでは沈み

浮かんでは沈みです。

韓国にワーホリもしたいし、

秋には南アフリカやマダガスカルの旅もあるし

いつか自分でビジネスを

して見たい気持ちもあります。


２０１８年ももうすぐ上半期が終わりますね。

皆さんはどんな年になりそうですか？

山本はもっともっと上を目指して頑張ります！

じゃあ次回は韓国旅行の続きと、

前回の京都旅の記事でも。

（　全然台湾ブログじゃないじゃん。笑）







WANDERLUST TAIWAN CLUB

DON'T GROW UP, IT'S A TRAP!!

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